小さな秋の訪れを探して、北嵯峨エリアを散策しました。
渡月橋をすっかり見渡してみます。
嵐山の中でも、格別の撮影ポイント。
ここから、ゆっくりと北嵯峨方面へと向かいます。
京都の西に位置する
北嵯峨には大覚寺もあり
静かな田園風景が残ります。
更に、少し東へ歩きますと
農村の風景を保全している
エリアへと続きます。
稲穂がこんなにも
たわたに実っておりました。
中には、刈り入れをしている畝もありましたから
おそらく早稲の品種なのでしょう。
遠くに西山の峯々を見渡して、稲穂が風に揺れてゆきます。
こんな農村の原風景にこそ、満ち足りた感銘を覚えます。
私の好きな、奈良の斑鳩の風景を想起させます。
遠い記憶を呼び起こさせる、そんな、初秋の一日。