松の翠と同じように、時を経ても 色褪せぬ場所。
通り雨の過ぎた夕べには、すずやかな風が 吹き抜けます。
そんな 夏のゆふぐれどきは、いつもより 親しく感じるもの。
京都御所の北西(烏丸今出川下ル)
乾(いぬい)御門から 入ってすぐの 一条家邸址の銀杏の木。
雨にすっかり洗われて
気持ち良さそうに 風に笑います。
紫宸殿の北面にも 夕日が移ります。
小学生の頃、中学生の頃と、よくランニングした場所。
紫宸殿は、一周すると およそ 1.4 km 。
松の翠と同じように、時を経ても色褪せぬ場所。