こころ 円かな 面差しの人と、語らうような このひととき。
京都御所の秋の一般拝観も、本日までとなりました。
木々の梢も色付くようになりますと、今年の秋を知ります。
山々も 庭の草花も もうすぐ季節の色にすっかり染まるでしょう。
その前の今、このひととき、ひときわ 輝くように秋のバラは謳います。
木村宜正さんの花器に ホトトギス、野路菊と一緒に生けております。
この碧雲の花器は、方を基調とした姿、手にすると温かな声で応えます。
こころ 円かな 面差しの人と、語らうような このひととき。