京都の伝統的な 昆布とかつをのお出汁で 料亭のお吸い物
「出汁」のお味だけで、正統派のお吸い物をどうぞ。
「海のもの」と「山のもの」を取り合わせて、今日は懐石料理の装い。
材 料 |
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分量人数 |
3人分 |
1本 |
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昆布 |
10cm角 |
かつを節 |
ひとつかみ (昆布と同重量が目安) |
海老 (車海老があれば きれい) |
3尾 |
絹さや |
6本 |
手まり麩 |
3個 |
片栗粉 |
大さじ 3 |
酒 (下ごしらえ用) |
大さじ 2 |
塩 |
小さじ1/2 |
醤油 |
小さじ 1 |
酒 |
大さじ 1 |
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昆布は、最初に1時間半程、水戻ししてから、中火で温めます。 家ではお吸い物のお出汁は、昆布と同量の かつを節(血合い抜き)を使っております。お昆布のやさしい滋味のある、きれいな一番だしを引きますと一層、味が引き締まります。 |
1. まずは、生小巻ゆばを3.5cm ~ 4cm 程の大きさに切り分けます。(6等分を目安にします。) |
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2. 昆布と鰹節でひいただし汁に塩と醤油を加えて、中火にかけます。 |
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3. 次に、切り分けた生小巻ゆばを入れます。 |
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4. 彩りになるように、手まり麩も入れましょう。 |
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5. アクが浮いてきましたら、静かに掬い取ります。 |
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6. 盛り付けの際には、まず、具をこんもりと形よく盛ってから、だし汁を静かに注いでください。 |
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ちょっと一言 :
春には、ミョウガや木の芽を添えられても。 |